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わたしのソファー

<   2013年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧

火と非



口内炎の痛みは、今日がピークかもしれない。
何を食べても痛い。口を動かすだけでも痛い。
そのせいなのか、日課にしている英語の音読がいつもより上手く聞こえる。
なるべく痛くならないように口に集中して音読をする為なのか、
舌が口内になるべく触れないように音読をする為なのか。
笑ってしまった。(笑っても痛い。)

盆休み明けからは体調が絶不調だ。しかし思ってみれば好調の方が少ないので、まあこんなものだ。
土日は何も予定をいれず、ゴロゴロしていた。
でもこうして気儘にしていられるのも、介護する親もおらず、世話をする子もおらず・・
あら、いつの間にかこんなに楽ちんになったのだろうと今更思う。

今日は昼の雨のおかげか、涼しくて虫の音も心地よい。
犬を連れて散歩にでると、湿った土と草の匂いがする。
ああこれは御馳走だなあと胸いっぱいに吸い込む。
昨日は隣町の花火が遠くに見えた。
あ、と火の花に立ち止まると、少し向こうに老婆がひとり立っていた。
その人はじっと遠くの花火を見ていた。
邪魔しないようにぐるりと田圃道を周り、またその所に近づく。
暗闇に目を凝らすと、まだ老婆は見ている。
打ちあがる夏の音に気が付き、ひとり家を抜け出し、暗闇で立ちつくすその姿に、
ああこれはもしかしたら数十年後の私なのかもしれないと思う。

人は、非の部分がなければ嘘臭いなあと思う。
この世に非の打ちどころがない人なんて皆無だと思うが、
なるべくお互いに自分の非を表面にださないほうが上手く仕事は運ぶし人付き合いも上手くいく。
でも少し付き合いが長くなると、どうしても非の部分がでてくる。
それは個性の一部分でもあるんだろうが、非難されるような余地があるほうが、人間はいいなあと思う。
品行方正とか、清く正しくとか、そんなの嘘臭い。
後悔とか謝罪したくてもできないこととか、胸の中にしまってあるのって、辛いけどいいものだなあと思う。
だんだんその人の特質がわかってきて、その人のずるい部分とかに気がつくとかえってほっとする。
その人の少し暗い過去とか、憶測できる部分とか、そういうものがその人を立体的に見せる。
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by umih1 | 2013-08-25 21:05 | 思う事 | Comments(14)

眼鏡店のサービスについて



一気に投稿しています。
暑くて気が振れたのか?いいえ、単に気まぐれなだけです。


私の分厚いメガネは、2年ほど前にJINSで購入しました。
鼻パッドが悩みの種で、金具部分から少し緑色に変色し、さらに私の脂による黄ばみが酷く、何をしてもきれいになりません。そこで今日は購入したお店に行き、鼻パッドの交換をお願いしてみました。

ささっと新品を取り付け、他の部分も塩梅良く調整していただき、さらに眼鏡拭きも新しいものに変えていただき、その間約5分ちょっとでした。
お代は・・・?と財布を取り出したところ、いえいえ、サービスでございますと満面の笑み。
その笑みは、当然のことをしたまでという風で、ちっとも厭味ではありませんでした。


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気持ち良かったです。ルンルンしましたね。
鼻パッドが当たって、どんな眼鏡をしても痛いのが悩みですが、分厚いレンズだから仕方ありませんね。



オレさまが可愛いのも、しかたありませんね。

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by umih1 | 2013-08-16 15:47 | 思う事 | Comments(6)

サラの鍵







ずっと観たかった。

少女役の女の子が素晴らしかった。

サラの、弟を助けるんだという強い気持ちと、
かくまってくれた夫婦の優しさと、
吠えずに寄り添う犬と、
想像や共感ではとうてい追いつけない個人の苦しみと、

ジャーナリストが45歳で産んだ子供のことをサラの息子が聞いたとき、
感極まってしまう、これはきっと皆、そう感じるだろう。

こういう映画を年に1本観るだけで、充分だなあと思う。
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by umih1 | 2013-08-16 15:46 | 映画 | Comments(0)

墓守日記 8月14日



埼玉の岩槻市にある父のお墓は真言宗のお寺にある。

毎年8月14日はお施餓鬼法要があり、塔婆を受け取りお墓に立てる。
毎年自分の無精で、14日の塔婆を受け取るときにお布施や塔婆代を渡すのだが、お寺の奥さんが毎回戸惑いの表情を浮かべるので申し訳なく、「本当は、みなさんはいつ、お布施をお渡しするのでしょうか」と伺ったところ、8月1日から受け付けておりますという回答だった。

車で30分もかからないのでそう遠くはないし、留守番電話に塔婆の申し込みを吹き込むのも恥ずかしい。
来年からはおっしゃる通りにしようと思う。
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by umih1 | 2013-08-16 15:35 | 思う事 | Comments(2)

墓守日記 8月12日


山形駅からはいつもタクシーを利用するが、今年は節約を考え電車を使うことにする。
一時間に一本あるかないかの運行本数なので、
行き帰りの乗車時間は真剣に把握しなければならない。
大きな駅以外には、時間をつぶす喫茶店など皆無で、駅周辺にもそういう場所があるかどうか・・・


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しかしそんなことよりも今回は、2両編成の電車に翻弄された。
理由は、一つしかドアが開かないためである。

山形駅から天童方面へ、たった二駅目で降りるのに目の前のドアは開かず、
あ、ボタンを押すのだと押してもドアは開かない。
となりの車両からドカドカ人が乗り込んできたのをみて、慌ててそこから降りた。

来年のためのまとめ・・・
天童方面行はJR線を使った。進行方向先頭車の後部ドア(運転席じゃない方)が乗降口。
2両目は開かない。
山形駅方面に行く時は、進行方向先頭車の前部ドアが乗降口であり、後部ドアは開かない。
もちろん2両目のドアも開かない。しかし、これはJRだったか仙山線だったか・・・

山形駅に戻るときも、いったいどこが開くのかわからず、降りてくる若者たちの姿に慌てて駆け寄った。
娘はサンダルが脱げてしまい、足の裏を、プールサイドのようなアスファルトに触れてしまい少し火傷をしてしまった。散々だった。

乗り降り口の案内など、どこかにあったのかもしれないが、全くわからなかった。
文句を言っても仕方がない。郷に入らば郷に従え。

その後、気を取り直し、米沢牛のお店でランチをいただく。
残念なことにヒレはなく、サーロインだったが絶品であった。

山形の祖母と母のお寺様に収めるお布施とお施餓鬼代は、埼玉の父のお寺様と混同しないように気をつけていて、
備忘録を確認しながらお金を包む。
しかし山形の方はお施餓鬼代が500円値上げされていて、
それを知らない私は慌てふためきお財布から500円を取り出し
「あ・・ぁのすみません、父の方のお寺様と混同してしまったようです。
失礼かと思いますが、このような形でご勘弁を・・・」
それでも父のお寺のほうが、お施餓鬼代は随分高いのだが、やはり関東価格と東北価格という感覚だろうか。
山形のお寺は古くて、古けりゃいいというものでもないが、落ち着く。
お寺のお庭は花や植物が多く、いつ来ても綺麗だなあと思う。
すらりと立ち姿の美しい桃色の花々を写真に撮らせていただきたかったが、
いかんせん電車の時刻が迫っておりそんな余裕もなく、
駅までの道のりを約5分間、娘と炎天下の中走ったのだった。
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by umih1 | 2013-08-16 15:17 | 思う事 | Comments(2)

空海の企て


空海を特集したNHKのDVDを借りた。24歳の時に書いた「三教指帰」の実物を書家が検証するという。儒教、道教、仏教の優劣を論じ、我が国で初めて書かれた比較思想論だという。素晴らしい字だった。
以下、山折氏の著書を読んでのメモ書き。
日本人・・・古代的な霊肉二元論と中世に優勢となる心身一元論があざなえる縄のようにわれわれの死生観を彩ってきた。
坂口安吾の小説「道鏡」・・・孝謙女帝における愛欲と魂の分離というテーマ。
密教コードと神道コードの二元体制・・・空海こそ、このような国のかたちを構想した最初の人間。平安時代の国政を支えてきた根幹。

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by umih1 | 2013-08-16 15:16 | | Comments(0)

1Q84


こんなに長い物語を読むのは久しぶりのこと。
わくわくしながら読めた。

現実離れしている部分も面白いけれど、
青豆や天吾の子供時代に見られるような、
選べない境遇による子供の不幸に共感した。
ふたりとも、親にNoと言えたことから自分の人生が始まったわけだが、不幸と思われた子供時代に染み付いたものは消えることはないものだなあと思う。

さきがけという団体は、オウムを彷彿させたが、ディテールの違いはあっても、基本的な恐ろしさは同じところから来ているのだなあと思った。

最後に青豆と天吾が結ばれて良かった。
牛河さんが可哀そうだったけれど・・

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by umih1 | 2013-08-16 15:14 | | Comments(0)
Days of Wine & Dogs
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