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わたしのソファー

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こころの澱



ふらり と出掛けた先の河原でとった草花。
早速持ち帰り、ペットボトルの蓋に挿してキッチンに飾っています。
こんなちっちゃな花束に、心が柔らかくなるんです。




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誰にでも、心に沈殿している「澱」があるのでしょう。


言えなかったこと、言いたかったこと
傷ついたこと、傷つけてしまったこと
忘れたいこと、忘れてはいけないこと


赤ワインの底に沈んでいる澱は、
濃厚でいいワインに多く、熟成年数とともに、その澱の量も増えていくといいます。

しかし澱の味は渋く、口にする上澄みと混ざらないように飲まなければ、
おいしさが半減するといいます。
人によっては、澱が少し混ざっていたほうが旨みがあるということも。
高級ワインの種類によっては、澱まで美味なものもあるらしいのです。


人の魅力をワインの澱に例えれば、多ければ多いほど豊潤な魅力を放つのだろうと思います。

ただ、その澱を単に苦いものにするか旨みを含むものにするかは、
その人の考えかたひとつで全く違ってくるものなのでしょう。

若いうちはワインも澱がなく、酸味と渋みが強いといいます。

生きていくうちに自然と澱がたまり、
自らの香りを楽しむくらいの余裕のある大人になっていくのでしょうか。

私も、優雅とまでは言えなくても、芳しい香りを放つような生き方をしたいものです。



私が普段飲むような安価なワインには澱がありません。
澱を気にせず飲めるという利点がありますが、ちょっと寂しい気もします。
数年後、何かの記念の時に、ヴィンテージもののワインを奮発しようかなと思います。
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by umih1 | 2008-09-28 22:40 | 思う事 | Comments(20)

TVで観た 「東京JAZZ2008」 



毎年8月末に行われる「東京JAZZ2008」のダイジェスト版が、BSで放送されていた。
東京国際フォーラムで昼夜行われるフェスティバル。
今年こそは今年こそはと、結局まだ一度も行っていない。
来年は行く!!!と強く思う。(毎年だけど)

以下、気に入ったところだけ、メモ。

上原ひろみとタップ・ダンサー熊谷和徳のコラボレーションがおもしろかった。
曲は 「ラプソディ・イン・ブルー」
タップも音楽だ。ひろみのピアノも躍動していた。

次は90歳のジャズピアニスト、ハンク・ジョーンズ
スーツを着て背筋を伸ばし、い~い顔で音を紡ぐハンク氏は、必要以上に酔いしれたり客に媚びる様子もない。
TVではトリオ(ベースとドラム)での演奏だった。私はピアノトリオが一番好きだ。
ドラマーのビリー・キルソン(名前はメモした。)がめちゃくちゃかっこいかった。
ちょっと技巧的で鼻につく?いやいやそんなことはない。

ロン・カーター・カルテットももちろん素敵だった。
スーツを着たロン・カーターは長身で、なんであんなに優しい目をしているんだろうなぁ。


「ソウル・マン」を熱唱したサム・ムーア爺(失礼)。 70歳すぎてあんだけ声がでるって凄いな~。見た目は大工職人みたいなかんじだけど、やけに歯が白い。

なんかいまひとつ意味がわからなかったのは、ハンク・ジョーンズとロン・カーターとNHK交響楽団との共演だった。
そんなのいいから(ごめんなさい)、もっと他のジャズだけを聴きたかったな。。。

(そこにマイルスがいたらどんなに素敵だったろう。)
(そこにオスカー・ピーターソンがいたら。。。)

もりだくさんの3日間、よりどりみどりで食べ物屋さんも屋台風でおいしそう。
何があるのか気になる。



Hank Jones: Willow Weep For Me



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by umih1 | 2008-09-28 22:25 | 音楽 | Comments(4)

ワレモコウ




アロマキャンドル用の器


けっこうあちこちで売っている。


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今日はお彼岸だったので、お花屋さんはどこも大忙しだった。


アロマキャンドル用の器にお花を飾った。


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by umih1 | 2008-09-23 22:26 | Comments(9)

明恵上人



むかし 明恵上人は木の胯に坐って宇宙の生命のことを想いながら
ゆく雲を眺めているうちに我も月もわからなくなり

雲を出でて我にともなふ冬の月
風や身にしむ 雪や冷たき

と呟いた   
(大庭みな子の往復書簡より抜粋)




自然と一体になる超感覚。
宇宙の中に溶け込むような。


自分という自分、魅せられた月、溶けていく感覚もないまま。



明恵上人は、島宛て(海だったか?)に自分の書いた手紙を渡してくれと、そこの住人に頼んだというエピソードがある。
酔狂なお方だという一言ではとても表わせない、どんな姿かたちをしていたのか、絵を見るとまるで木の一部のようである。



「あるべきようは」

明恵上人が好んで使っていた言葉である。

河合隼雄さんの「明恵、夢を生きる」を参考にさせていただくと、
それは「あるがまま」とう意味ではなく、例えば、灯籠を持った手には油が付いているからそのままで経文にさわってはならない、というような、すなわち日常の「もの」とのかかわりは「こころ」のありように繋がる・・・という事なのである。


「あるべきように」とせず「あるべきようは」としていることは、
「あるべきように」生きるということではなく、時により事によりその時その場において
「あるべきようは何か」という問いかけを行い、その答えを生きようとする、
きわめて実存的な生き方を提唱しているように思われる。
(河合隼雄著 「明恵、夢を生きる」 253頁より)


欲望の拒否や抑圧をせず肯定し、しかし戒を守るという困難な課題に取り組んだ明恵。


性の問題に直面した時の、
明恵・親鸞・西行・・・あたりの女人に対する考えや関係などに興味がある。
誰にでも欲があり、戒を守ることに徹するだけではなんの向上もないのではないか。
明恵はたまたまその度に不思議に妨害があり、結果、戒を守ったという事になったようだが、
私が知りたいのは守ったかどうかなぞではなく、欲望にどう悩みどう対面したのか・・・なのである。
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by umih1 | 2008-09-23 21:28 | | Comments(6)

くだらない 独り言。



職場では朝からアクセル踏んでエンジンフル回転状態で、しかし、はっとするほど頭が空っぽになってしまう時が何度かあり、きっとぶどう糖が足りないんだとチョコレートやらクッキーやらを食べる→虫歯リスクが高まる→歯医者に予約を忘れる→頭空っぽになる→甘いもの食べる→太る→口内炎になる→歯医者に行きたくなくなる→虫歯になる・・・という悪循環に陥っている。

電話にまで愛想笑いしなくてもいいのに無理して終わったとたん無表情。
真剣に仕事をすればするほど顔の筋肉は硬直し、トイレにいってふと鏡に映った誰かの顔。
「あんた、誰。」
・・・・・・・口角は下がり、目はショボショボの目の前のおばさん、えーーっ、私じゃあないのぉ!
鏡に向かってニッと笑ってみるが、怖い怖い。目が笑ってないよ。 ̄∠ ̄川

真剣に顔のエクササイズとかした方がいいんじゃないかとまた悩み、その悩んだことに対しても疲労感を感じる、救いのない私。
いや、いっそのこと接客業に転職し、常に笑顔ならこんな老け顔にならぬのでは。なんて。

しかし、風呂上がりにずーっとエンドレスで好きな曲を聴いて、ひとさまのブログに微笑んで、今日も一日が終わるのだ。

みんなどうやって疲れを癒すのだろう。

犬でもなでなでして、寝ようかな。
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by umih1 | 2008-09-22 23:54 | Comments(6)

メモ



《今晩のおかず》

*ホイコーロー
*アボガドとサーモンのサラダ

アボガドにはワサビ醤油が合うが、ワサビ醤油にオリーブ油を少し混ぜるとサラダにもピッタリだ。アボガド一個、118円だった。

こんな事を書くのなら、ブログらしく写真でも載せればいいものを。



《明日すること》

*歯医者に電話予約

*キムチと豚肉を買う。

明日は簡単に、豚肉とキムチを炒めようかな。ごま油垂らすとおいしい。



《本日の収穫》

*ビートルズのベスト盤 27曲入り  アマゾンにて 安価購入。

Ticket to ride・・・これ一番好き。
あーやっぱ全部好き。
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by umih1 | 2008-09-17 23:10 | Comments(14)

コオロギさん



さっき、でっかいコオロギの声がしてビックリした。

玄関にいる。
ジローが「びっくり!」した顔をしている。
臆病者だから、落ち着かないようだ。

いいや、朝になったら外にだそうっと。

忘れた頃に、わーわー鳴くから何度もびっくりする。

可笑しい。


・・・・・まるで会社の社長のようだ。
突然でかい声でわーわー。
しーん。
わーわー。
しーん。
わーわーわーわーわー。
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by umih1 | 2008-09-16 22:56 | Comments(8)

うん うん



     相田みつを 「うん」


     つらかったろうなあ
     くるしかったろうなあ
     うん うん

     だれにもわかってもらえずになあ
     どんなにか つらかったろう
     うん うん

     泣くにも泣けず
     つらかったろう
     くるしかったろう

     うん うん




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     僕たちだってそばにいるよ!応援してるんだよ!!
   
     (ジャーキーくださいな)
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by umih1 | 2008-09-15 21:26 | ことば | Comments(2)

本を読むのって面白いなぁ~。



角田光代さんの 「対岸の彼女」は、角田さんの作品の中では一番おもしろかった。
多感な高校時代の二人の女の子、そして二人の大人の女性の、過去と今が織混ざった話。
女性を描き切る角田さんの手腕は素晴らしい。

最近はあまり読まないが、桐野夏生さんもその点では舌を巻く。
この人の場合は女性というよりも、女の性(さが)のようなものをさらりと、
しかも抉るように書くので、つい桐野さんの本を読む前は覚悟してしまう。
角田さんの場合は、「さあこい」。
桐野さんの場合は、「さあ、バッチこいっ!!」と何故かソフトボールの守備。
桐野さんの最新刊は内容を聞いただけで恐ろしくてちょいと手にとれない。なんて発想なんだ。



次女が読んでいた本を借りた。
天童荒太さんの 「包帯クラブ」
映画化もされたらしい。高校生が主人公。
感想はただ一言。「おもしろかった!」
子供に借りて読む本は、ん?というものもあるが、
等身大の子供の姿が書かれているようでおもしろい。



今日読み始めて読み終えた本。
河合隼雄さんの 「家族関係を考える」
26年前に出版された本だが、せめて10年前に読んでいたら少しは違っていたかもと思うほどの内容だった。
やはり河合先生って凄い方だな・・・と感動してしまった。
心理学ってよくわからないけど、親の屈折した気持ちって子供は敏感に嗅ぎ取るんだな~
う~~ん。
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by umih1 | 2008-09-15 21:25 | | Comments(0)

ピンチはチャンスだよ。



「母さん、今日ね・・・ハブられた。」
中学生の次女が、真っ赤な目をしてぽつりと呟いた。

とたんに娘の心のおもりが私の中に入ってきた。
いろんな事を経験して成長していく中で、いじめに遭う事だけは避けてほしい。
今まで何度かいじめで苦しんできて、ここ2年くらいは親友ができて毎日楽しそうだったのに。。。


同じクラスで大親友のS子ちゃんと次女は、ずっと大人になっても友達でいようねと約束していた。
夏休み前に、S子ちゃんの幼馴染でもあるKちゃん(隣のクラスの子)とも仲良くなり、夏休みはずっと3人で遊んでいた。

2学期になり一週間が過ぎた月曜日、おはようと挨拶だけしてS子ちゃんは他の子たちのところへ行ってしまった。
ショックを受けながらも同じクラスの子にその事を相談したら、翌日は相談した子を含めた3人にシカトされてしまった。

グループができあがっている中で一人ぽっちという事は子供にとって地獄だ。
しかも昨日まで一緒に遊んでいた親友に裏切られるなんて。
部活の中での人間関係にも悩みがあり、辛くて辞めたいと思っていたが、その親友の存在が彼女を最後まで頑張ろうという気持にさせていたほどなのに。
「もしかしたら、S子に傷つけるような事いったかもしれないしね・・・」
今までのメールや、プリクラ写真やもらったぬいぐるみ・・・
それらは空しく虚ろな目に映る。

その2日間は、次女のつらい気持ちに同化し寄り添い、長女と私と3人で、自分の経験や当時の考え、そしてどうするべきかを深夜まで話した。

「学校に行くくらいなら死にたい。」と言っていた。
しかし翌朝は、「なんとか行ってみる。」と朝から号泣したあと顔を洗い、学校へ行った。

裏切られて3日後、「今でもクラスでは一人だけど、隣のクラスの友達数人が、Yちゃん(次女の名前)は悪くないし、私たちがいるよって言ってくれたんだ。
それに、一人でいるって開き直ったら意外と平気だし。他のグループの子と掃除してる時に少し話したんだけど、自然に話せたし自然に笑えたんだ。いっつも緊張してたのに、しなくなったんだよ。」
「今回のことでわかったんだけど、私って誰かのそばにいないと寂しくて不安だったんだよね。人に依存する割合が多いっていうか。でももう大丈夫みたい。裏切られたことに対しては悔しくて悲しいけど、大丈夫だよ、えへへ。」

晩御飯もモリモリ食べるし夜も眠れていたので良かった。
確かに裏切り者と週5日顔を合わせるのはしんどいかもしれない。
でも、ピンチはチャンスなんだよ、そう励ましていたから、本当に自分が変われるチャンスを逃さず強くなった次女を見上げて、私はにっこり微笑んだ。

昨日はにっこり笑って「行ってきます!」を言って学校へ行った次女の背中。

人に優しくできるのは、心が強いからだよ。
これからは、ほんとうの優しさで人に接することができるかな?

はぁ~~~でも本当に私もしんどくて、友達に電話やメールで相談してアドバイスももらった。
本当にありがたかった。人ってやっぱり支えが必要だよね。
とりあえず安心して週末を迎えられて・・・

脱力してます。(´‐ω‐`)
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by umih1 | 2008-09-13 23:15 | 家族 | Comments(26)
Days of Wine & Dogs