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わたしのソファー

カテゴリ:詩( 37 )

Time Flies


僕が感じている温もりのようなものを
  あなたに感じてもらう事が出来たとすれば  それに勝る喜びはない。
If you could feel in the same way with something that I feel like warmth,
nothing would be better than that for me.

村上春樹氏の著書にこんな文があった。何の本かは忘れたけれど、心に残る言葉だ。
やさしい言葉に触れたとき、きもちがほぐれていくのを感じる。
わたしのきもちを 柔らかくしてくれた人たちと小さな生き物たちに
ただ素直にありがとうと言いたい。



Time Flies ~


気持ちを共有できた時の ささやかな感動
そんな日々を積み重ねて生きたい

例えば

毎日 珈琲を飲んでいたカップ
小さい頃に買ってもらった時計
古い写真
目の前になくても 思い出せるものが胸にあることを しあわせに思いたい

曇り色の記憶も 受け入れられる
あっという間だから

笑顔で ここに さよならできれば うれしい
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by umih1 | 2008-01-25 23:56 | | Comments(4)

Deep into the night



足に浸たる生暖かい海の水

ゆらりゆらり 水面に揺れる  何か見えるような 何かいるような

いろんな色が映っても  漆黒の奥深くに溶けてしまう

いつもイメージは  真夜中のものになってゆく

わたしという観念

そんなものはもう捨てたい



風が吹くと 気持ちがいい  ただ それだけでいい

自分の皮膚で感じ  髪が揺れるのを感じ 

それ以上のことは 何もないのだ

口にふくんだ海水の味は

言葉にしたら隙間からこぼれおちてしまうので 誰も 何も言わないんだね

嘘なんてこの世にないんじゃないかって  思う
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by umih1 | 2008-01-22 00:33 | | Comments(2)

今日の独り言



   もっとも強いものが生き残るのではなく

   もっとも賢いものが生き残るのではない

   唯一 生き残るものは変化できる者である

                 ダーウィン 『進化論』より






 私は私のこころを見つめ     私は私に寄り添う
 
 縁というものに 私は、  足されて 引かれて かたちを変えてゆく


 私はあなたのこころを見つける   私はあなたを感じる

 遠い所にいても 私が私に寄り添えるように

 目には見えないけれど 感じることができる

 それが想像であろうとも  あなたの心に寄り添うことはできる

 しかし あなたのこころの洞穴を 埋めるのはあなた自身でしかない


 私は私を抱擁する   

 そして 生きることを純粋に楽しめる 自分を見つけるのだ

 人との出会いや関りのなかで  かたちを変えてゆく自分のなかで  

 変わらないものを見つけ 育てることを 

 そしてまた 変化できる柔らかさの持続を

 一生の仕事として 楽しむのだ
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by umih1 | 2008-01-13 23:32 | | Comments(8)

まなび


まなび             谷川俊太郎   英訳:うみ



本をたくさん頭の中に
あるばむを一冊胸の中に
そして出来るなら 天国を心に深く わたしはもちたい
くるかもしれぬ 独りの時のために


With many books in my head,
With an album in my heart,
And if possible, I want to have heaven in the bottom of my heart.
For the time of my loneliness which may come to.
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by umih1 | 2007-12-26 23:51 | | Comments(4)

おんな


たまにはこんな詩も・・・
冒頭の5行だけですが・・・



女さま参る      谷川俊太郎



真っ赤な長襦袢が乱れて

白い素足がこぼれて

鬢付油の匂いにふらふらっとなって

ごめんね

八口から厚かましく手を入れたりして


A pure red Nagajuban was flown
and her white legs were exposed...
Being dizzy by the smell of your hair oil,
Sorry,
I shamelessly put my hand into your yatsukuchi…


やはり、日本語のままのほうが素敵ですね?
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by umih1 | 2007-12-14 23:18 | | Comments(4)

私 あなたの色とまざってもいい


朝のリレ―     谷川俊太郎



カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が ほほえみながら寝返りをうつとき
ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウィンクする
この地球では いつもどこかで 朝がはじまっている

ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりとうけとめてた証拠なのだ




CMで流れていた詩なのでご存じの方も多いでしょう。
詩人の谷川俊太郎さんはもう76歳で、55年も詩を作り続けていらっしゃいます。

私が持っている彼の詩集は、「真っ白でいるよりも」 「これが私の優しさです」 「女に」 
「二十億光年の孤独」 「夜中に台所でほくはきみに話しかけたかった」 などです。



「真っ白でいるよりも」の中から、最近気に入ってる部分を書いてみます。


知ってた?
気持にはいろんな色がある
私あなたの色とまざってもいい
真っ白でいるよりも
きらいな花の色になるほうがましでしょ?



I can be of your color...
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by umih1 | 2007-12-07 21:58 | | Comments(2)

Time Defference  ~ 時差


朝 存在の無いことに気づき
頭ではわかっていても
昼中 探している

夜 静かにひとり じっと待っていても
求めているものは存在せず
風が運んできた 夜のにおいに
自分だけ時が止まったような感覚

ことばとキモチのずれは どうしようもなく
埋まらない隙間に 足元をすくわれる

けっして追いつくことのない 時差

無いという状態がここに有ると思えば
探しているものの息遣いが近づいてくる

その存在の無さは
わたしの中で
耐えられないほどの大きさにふくらんでいく
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by umih1 | 2007-12-05 22:28 | | Comments(0)
Days of Wine & Dogs
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