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わたしのソファー

終りがあり 始まりがあるよ


金曜ロードショーで「ゲド戦記」を観た。
以前、映画館で観たけれど、ジブリってTVでやってるとつい観てしまう。

原作は4刊プラス外伝の5冊と、なかなかボリュームがあるが、主人公のハイタカのほぼ一生を描いていておもしろい。
テナーとハイタカが、ずいぶんと大人になってからようやく結ばれるシーンは、心震える場面だった。自分と同じくらいの年齢のテナーの部分では感情移入してしまって、彼女の心色に染まってしまっていた。

原作を読み終わったころに映画を観て、CDまで買ってしまった。

監督の宮崎さんの歌詞が素敵で・・・

主題歌の歌詞です。

「テルーの唄」

作詞:宮崎吾郎

夕闇迫る雲の上  いつも一羽で飛んでいる
鷹はきっと悲しかろう
音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼
休めることはできなくて
心を何にたとえよう  鷹のようなこの心
心を何にたとえよう  空を舞うよな悲しさを

雨のそぼ降る岩陰に  いつも小さく咲いている
花はきっと切なかろう
色も霞んだ雨の中  薄桃色の花びらを
愛でてくれる手もなくて
心を何にたとえよう  花のようなこの心
心を何にたとえよう  雨に打たれる切なさを

人影絶えた野の道を  私とともに歩んでる
あなたもきっと寂しかろう
虫の囁く草原を  ともに道行く人だけど
絶えて物言うこともなく
心を何にたとえよう  一人道行くこの心
心を何にたとえよう  一人ぼっちの寂しさを



このテルーの唄の歌詞は、萩原朔太郎さんの詩「こころ」に着想を得て、少年と少女、旅する男と離れて暮らす女性、それぞれが抱える孤独を形にしたくて書いたものだとCDの冊子に書いてある。

・・・手嶌葵さんのピュアな声。 


映画の挿入歌。この歌は一番好きな歌。



「時の歌」
歌詞:新居昭乃・宮崎吾郎


空の 孤独な鷹よ   風に 抗いながら
そこにあるのは 光と闇   一人だけの空

空を 見上げて泣いた   一人 生きてる君よ
真実の名を 教えておくれ   いつの日か 消ええしまう君よ

光が闇に 溶けるように   心の中を とおりすぎる君の歌を 歌うよ

空を 見上げて泣いた   一人 生きてる君よ
真実の名を 教えておくれ   いつの日か 死んでしまう君よ

光が闇に 浮かぶように   沈黙の中に とおりすぎるときの歌を 歌うよ

生まれ 消えていく はかない 命たちよ
終りがあり 始まりがあるよ   忘れないで

空の 孤独な鷹よ   風に抗いながら
空を見上げて泣いた
君よ

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Commented by おやスケ at 2008-07-12 00:54 x
実は今夜初めて見ました。手嶌葵の歌がすごくよかったですね。
真実の名・・・って言うのが、すごくリアルに感じてしまって、
自分にも人に教えてならない信実の名があるかもしれないって
思いましたよ。
>風に抗いながら 空を見上げて泣いた・・・って言う所が
妙に好きですね。永遠に生きるものにはわからない感情かも
って思いました。
Commented by umih1 at 2008-07-12 12:18
おやすけさん
宮崎さんは手嶌さんの声を聞いてさらにイメージがふくらんだそうです。声優としても、テルー役はぴったりでしたね。
映画では、背景が特に素晴らしいな~と思いました。太陽の光が特にきれいだった。建物の石の色合いなんかも素晴らしいと思いました。
実は持っている本は、次女への誕生日プレゼントだったんですよ。おもしろいといってあっという間に読んでましたが、大人のほうが楽しめるかもと思います。
宮崎吾朗さん・・・すばらしい詩をお書きになるんですよね。大人の男性のこういう部分に、ほろっとしてしまいました。
by umih1 | 2008-07-12 00:42 | | Comments(2)
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