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わたしのソファー

倚りかからず



「倚りかからず(よりかからず)」 茨木のり子さんの詩集から。
ただし、途中を少し省略させていただいてます。



  もはや できあいの思想には寄りかかりたくない

  長く生きて 心底学んだのはそれぐらい

  じぶんの二本足のみで立っていて なに不都合の事やある
  倚りかかるとすれば、それは 椅子の背もたれだけ

 I don't want to lean over on established way of thinking anymore.  
 I have been living for a long time and it may be only the thing
 I learned from the bottom of my heart.
 You don't have any problem by standing with your own legs, do you?
 If I lean over something, it would be just a back of a chair.


好きな詩や言葉を英訳するのが好きなのですが、単語を選ぶとき、とても悩みます。
単語のニュアンスも違うだろうし、もっとスッキリした詩らしい英文にできたらな~というのが希望です。
そういう指導がとても得意な先生がいたら、ぜひ生徒になりたいものです。

拙い私の英語に比べて、この茨木さんの日本語の潔さ!

茨木さんが73歳の時、この詩は茨木さんという木に生ったそうです。
まるで木の実のように。
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Commented by syenronbenkei at 2008-02-21 23:07
「倚りかからず(よりかからず)」 
あれ、、、、誰だっけ、、、僕とこでリンクさせてもらってる人も同じネタを・・・。

そういうわけでこの詩、知らなかったんですが、その方が記事にした時に知りました。
凛としたっていうのかな、、、潔さ。
たしかにそういう表現がぴったりのような気がします。
Commented by at 2008-02-21 23:50 x
うみちゃんともシンクロしましたね!「女がひとり頬杖をついて」という
先月、童話屋から出た小さな詩集を、私も今日借りたばかり。
よりかからず、は1ページ目にありました。茨木さん、すてきな詩人ですよね。みんなが亡くなってしまった晩年の孤独を、さつまいも齧って締めくくるなんて・・・。

Commented by eaglei at 2008-02-22 05:21
できあいの思想からも、学ぶことは多いと思います・・・。
先人が残したスゴイ知恵が、溢れかえっていますから。
長く生きれば生きるほど、
そのような思いは深まります。
益々、謙虚になります。

僕はこの詩を、好きになれないです。

Commented by umih1 at 2008-02-22 20:32
セイロンさん、その方も好きなんですね・・。一体誰でしょう?でも、この詩が入っている詩集はベストセラーになったらしいですよ。もう亡くなってしまいましたが・・・。
茨木さんの詩を読むと、しっかりしなさいよと励まされているような気がします。
Commented by umih1 at 2008-02-22 20:41
菫さん、童話屋のその詩集の中に、「あほらしい唄」って入ってますか?
この詩は、女性の可愛らしさ溢れる詩で、茨木さんは照れてこんな題名にしたんだな~と微笑まく思います。
出だしはこうです。
「この川べりであなたと  ビールを飲んだ  だからここは好きな店」
Commented by umih1 at 2008-02-22 20:50
eagleiさん、そうですよね、学ぶことはたくさんあるし、先人の残した智慧がなければ、人間はおろかな事を繰り返すでしょうしね・・・。
ただ、茨木さんの言う「できあいの」という言葉の捉えかたが、茨木さんにとっては違うものなのかな、と思います。
徹頭徹尾、自分の言葉で考えていますか?という問いかけの詩だ。と私は感じます。しっかり自分の足で立ってますかと。。。
Commented by at 2008-02-23 00:35 x
あほらしい・・は入ってなかった~残念!今度、探してみます。「学校 あの不思議な場所」もいいなぁ。よくわかる。
Commented by umih1 at 2008-02-23 11:23
菫さん、「学校 あの・・・」は知らないです。私も探してみようっと。たくさん詩集をだされてますからね。。。わくわくしますね。
Commented by 仲居一平 at 2009-08-18 23:31 x
はじめまして、仲居一平と申します。
関西で結婚披露宴のPAをしています。

先日の披露宴で新郎の上司にあたられるかたが、茨木のり子さんの「あほらしい唄」を紹介されていました。

清清しい詩ですね。
昭和の激動時代を駆け抜けた鼻っ柱の強い詩人だと感じました。

ブログで紹介しようと何気にネットで検索していたら、こちらのサイトに行き着きました。

英語で訳されているんですね。
すごいですね(笑)。

また、遊びに来ますね。
Commented by umih1 at 2009-08-20 21:12
仲居一平さん
コメントありがとうございます。
あほらしい唄、可愛らしいですよね。いくつになってもそういう気持ちは大切にしたいですよね。
結婚披露宴のお仕事をされているとのこと、結婚される当人にとっては一生の大切な思い出の日に参加できる、感動の多いお仕事なのでしょうね。とても素敵だと思います。
わたしも遊びに行きますね。ありがとうございます。
by umih1 | 2008-02-21 22:41 | | Comments(10)
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