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わたしのソファー

私 あなたの色とまざってもいい


朝のリレ―     谷川俊太郎



カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が ほほえみながら寝返りをうつとき
ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウィンクする
この地球では いつもどこかで 朝がはじまっている

ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりとうけとめてた証拠なのだ




CMで流れていた詩なのでご存じの方も多いでしょう。
詩人の谷川俊太郎さんはもう76歳で、55年も詩を作り続けていらっしゃいます。

私が持っている彼の詩集は、「真っ白でいるよりも」 「これが私の優しさです」 「女に」 
「二十億光年の孤独」 「夜中に台所でほくはきみに話しかけたかった」 などです。



「真っ白でいるよりも」の中から、最近気に入ってる部分を書いてみます。


知ってた?
気持にはいろんな色がある
私あなたの色とまざってもいい
真っ白でいるよりも
きらいな花の色になるほうがましでしょ?



I can be of your color...
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Commented by コロン at 2007-12-08 06:16 x
谷川俊太郎さんの詩は、日常のちょっとしたことを鋭敏に捉える感性に満ち溢れたものが多いですよね。私も好きです。

うみさんの紹介してくれた2つめの詩、いいですね・・・。

でも混ざりすぎて、自分自身が見えなくなるかも…(笑)
Commented by umih1 at 2007-12-08 15:16
コロンさん、最後の行の、「きらいな花の色になるほうがましでしょ?」が、なんだか可愛いと思いません?
きらいっていうところ、好きだな~。

でも混ざりすぎるのも問題ですね~。どんなふうになっちゃうのでしょうね??

コロンさんのこころの色は、今なに色?
わたしは・・・さて、なに色でしょう?
by umih1 | 2007-12-07 21:58 | | Comments(2)
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