ブログトップ

わたしのソファー

チャイルド・プア2 貧困の連鎖から逃れられない子どもたち



川崎市の中学一年生殺害事件への背景にあるものは、母子家庭による貧困が原因のひとつである、ということについて、何も反論はない。夫のDVから逃れるため離婚し、子供五人を抱えて両親の近くへ引っ越したものの、高齢の両親の介護も重なりパートを掛け持ちしても生活は苦しく、そんな母親自体に時間も精神的な余裕もなく、、という背景から最悪のことになってしまった。
その母親について、有名な女性の作家は痛烈な批判をした。恋愛している暇などないと。子供が大人になるまでは女を捨てろと。
よくわからない。それでも作家かと耳を疑う。
どうでもいい事だが、私は、シングルマザーという言葉が好きではない。どうしてもその語感が、1人で頑張ってる大変な私、というイメージがあり、自分自身片親で育ち、以前の職場ではシングルマザー達から、夫がいる人は楽などと言われた事もあったので。共稼ぎよりリッチで恵まれたシングルマザーもいる。
何が良いのか大変なのかなんて、一概に言えない。だからなるべく、シングルマザーという言葉が嫌いでも、先入観を持たずにこの本を読むようにした。

ワガママな理由で離婚し、貧困が原因で子どもを虐待したり、、そんなケースには呆れるしかないが、人はそれぞれ我慢を入れるキャパに大きな差があるので、子どもがいるにも関わらずすぐ離婚を選ぶ人のことは、責めても仕方のない事なのだ。

東京都の原さんはスクールカウンセラーとソーシャルワーカーのような仕事を無給で長年やっており、学校からの信頼も厚く、卒業式の一場面を読んだ時に、原さんの人間としての力の最骨頂を見た思いだった。

子どもの貧困の原因は、地域の繋がりの希薄と、人の成熟度の低下であると、つくづく理解した。
いま、自分にできる事はなんだろう。今後の自分の生き方に影響を与えた本だった。

[PR]
by umih1 | 2016-02-21 20:48 | | Comments(0)
Days of Wine & Dogs
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30