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わたしのソファー

ライスストーリーの紡ぎ方



常々なぜ、自分も含め日本人はこうも日本的であり(本音を言わない)、諸外国人とは違うのかと思っていた。
西洋では何とか自我で表と裏を調合し一枚岩になろうと
努力しておりそれに価値を置いている。
しかしこちらは表と深層をつかいわけ若干の二重人格を肯定している・・・ひとつにまとめなくてもOKななかで日常を生きている。
というくだりを読み、それはアミニズムで多神教で自然に裏切られてきた土地柄によりそうなったのだろうなあと思った。
韓国人と仕事をしていてよく言われることが、日本人はまじめだという言葉だ。何を言われているかわからなかったが、なあなあにする方法で適当にして生き延びていけるという発想を持ち得ない日本人というくだりを読みちょっと納得した。
震災では、茫然としていても泣き叫んだり取り乱したりしない日本人は、その裏側では、深い渦に巻き込まれないよう必死にバタバタともがいていた。
そこにはきたやま氏が仰るように、あれもこれもの多神教的な日本人は絶対的なものにはとにかく信を置かない、そこには大きな不信感というものがある・・
自然や人間からの裏切りに対する耐性というか、それはもちろん日本だけではないが、その不信感が自らを生き延びさせる手立てだと考えられるのだろう。
ばななさんの物語についての話が一番心に残った。

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Commented by おやスケ at 2016-02-07 19:50 x
ブクログのコメント見ても読み応えあり的な方がほとんどですね。しかもばななさん登場なんて。読みたくなってしまいます。
Commented by umih1 at 2016-02-07 20:38
おやスケさん
きたやまおさむさん、よく知りませんがこの方は歌を作って歌っていた人なんですね。フロイト派の精神科医です。
古事記や昔話からの、日本人のあり方に関する解釈も面白いです。図書館で借りたのですが、発行が2011年ころなので、もしかしたら文庫本で売ってるかもしれません。
気になるところは付箋をはり、何度も読み返しました。
by umih1 | 2016-02-07 12:30 | | Comments(2)
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