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わたしのソファー

こころの最終講義

隠れキリシタンのお話がおもしろかった。
日本人の心象に合うように、
丸く丸く収めていったという。

読み終わり1週間経ち、こころに残ったのは、
カウンセリングの話。
すさまじい体験をしている患者に、こんなになってよく耐えられますねと河合先生が言ったら、
「だって最初に会ったとき先生に、なんで自分はこんなめにあうんでしょうと言ったら、それはあんたの魂が腐ってるからでしょうと言われたから、腐ってるものをよくするんなら相当のことを覚悟しなきゃならないなと思ったんです。」
と患者に言われた。でも先生自身そんなこと言ったか覚えてない・・・ぽんと出た言葉だったのだろうと。
腐った魂とはどういうことかよくわからないけれど、腐った部分は私にもあるから、そういうことかなと想像するしかないけれど、この話には驚いてしまった。
腐ったものはそのまま朽ちるしかないと、私だったら諦めてしまう。
意識下からでてしまった何気ない言葉ひとつで、患者の気持ちを支えることができる、それに衝撃を受けた。

性についての話もこれは個々人の経験や年齢にもよるものだろうけれど、からだも心も超えてしまう大変なことだということも、こうして言葉にされると・・・
改めて、これは大変なことであると思う。からだも心も超えてしまうことを経験できるのは幸せでもあるけれど怖い。それはいくつになっても、幸せであるほど恐ろしいことだ。

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Commented by Gabrielle at 2014-06-30 05:42 x
オモシロイね。私もこの本読んでみたいです。
Commented by umih1 at 2014-07-01 00:38
ガブリエルさん
ありがとごさいます。亡くなった後も出版されることは嬉しい事です。
by umih1 | 2014-06-29 18:22 | | Comments(2)
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