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わたしのソファー

渡りの足跡



梨木さんのエッセイやノンフィクションを読むとなぜだろうかいつも気持ちがすっきりする。
なにかもやもやしているとき、自分が嫌でたまらなくなったとき、梨木さんの文庫本をパラパラめくり目に留まる部分を読んでみたりする。わたしは梨木さんのことが好きなのだなあとしみじみ思う。

さあこの本はどんな事が書いてあるのかしら
「渡り」をする鳥たちを観て感じたこと・・鳥に限らず「渡り」をした人たちとの関わり・・「渡り」ができない植物・・鳥たちや自然とともにある人たち・・
そして梨木さんの、梨木さんの中で柔らかく時に激しく衝突して生る(なる)思いが素晴らしい・・

とりわけ鳥たちに対する、語りかけや問い、感動、それぞれが直球で、梨木さんの可愛らしさが感じられ、とても幸せな気分になる。

鳥に限らす生きているものはその中に測り知れない命のリズムを持つ。この本を読んで、鳥のことがとても好きになって、尊敬の感情が湧いた。でもそれは鳥に対してだけではなく、命に対しての尊敬、と感じる。

きっと私もあなたも、素晴らしい鳥。
辛いなと思っても、
「個の体験はどこまでもその内側にたたみこまれて存在の内奥を穿ってゆく」(78頁より)

だからこの先も、命を諦めず生きていこうと思う。





著者 :
パイインターナショナル
発売日 : 2012-12-21
お花のような小鳥、思わず笑ってしまう鳥、鮮やかで華やかな鳥・・・
梨木さんの本を読んで、鳥の写真集を探した。
かっこいいオオワシの写真集はなかった。
でも、この写真集をめくると、さまざまな世界中の鳥がいて、これカツラかぶってるみたい・・とか、あ、鳥同士もお話するのねなんて、楽しい。

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by umih1 | 2014-05-06 21:01 | | Comments(0)
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