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わたしのソファー

ひとのこころ



AC(アダルトチルドレン)、虐待、共依存、摂食障害、アルコール・ドラッグ依存・・・これらのテーマごとに本やマンガを紹介している。
編著者の読書量には舌を巻く。いったい何冊あるんだろう。

なぜか小さいころから生きにくさを感じる、その原因を探れば、やはり幼いころからの状況が主な要因となっているものだ。
ここ20年くらい前から?拒食症は親との関係から生じる状態だという認識が出始めたが、昔は子供の人権なんて思いもつかなかったろう。

夢中になって読み、この本もあの本も読みたいと付箋を貼ったりしたが、
途中から苦しくなってきた。
解放したと思っていたことがたくさん舞い散り、また降り積もってきたからだ。
ただ綺麗に畳んで仕舞っておいただけだった。
解放なんてされてなかったようだ。まあ、そんなものだ。
自分のことで、もう辛くなるのはまっぴらだし、苦しむのにはもう年を取り過ぎている。
それよりも、子供を育てた過程の苦しい思い出や、深く傷つけてしまったことは取り返しのつかないもので、でも日々大人になっていく子供を見ていると、私のようにそれを畳んで仕舞って底の底にある状態が、ある日崩壊してしまわないかと思う。
笑顔や思いやりの言葉やしぐさは、そういったものの上に築いてあり、少しずつ辛い記憶を癒す助けをするのではないかと思うのだが。

昔TVで、結婚して子供にも恵まれた30代の男性が、辛い辛いと言って泣いている場面を観た。
なぜ辛いかというと、自分は小さなころ、親と離れてしまったからだ。
死別なのかどうなのかは知らないが、辛い辛いと泣いていた。
共感できない人はいい年してと思うだろうが、各人の気質にもよるし、親に代わる人に育てられなければそんなものである。
子どものころの喪失は、大人が思う以上に壮絶な体験であり、一生続くものである。

かといって、親がいれば問題ないというわけでもなし。
酷い虐待の結果、24人のビリー・ミリガンみたいに多重人格者になっちゃう場合もあるし。

日本のマンガ家、萩尾望都(はぎおもと)さんの漫画がたくさん紹介されていた。

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Commented by _kyo_kyo at 2013-02-13 19:32
丁度萩尾望都さんの「残酷な神が支配する」の、読み見逃していた巻をついにゲットして読み漁っていました。
これって、辛くて暗くてどうしようもない程の絶望に覆われていますが、
こういう心理描写まで作品に昇華してしまう彼女の力量を尊敬します。天才っているんですよねえ。
私に彼女の10分の一でも表現の才能があったらなあと溜息のでる様な作品です。
もう一度最初から全巻通して読みたくなりました。


Commented by umih1 at 2013-02-14 21:45
Kyo Kyoさん
萩尾望都さんの作品はたくさんあって何から読んでみようかな。漫画レンタルしようと思ってるんです。
この人は、一体どうやってテーマを探すんだろう。アンテナが優れてるんでしょうね。
絵も、丁寧でいいですね。
どういう人なんだろう。。作家さんに興味が湧きます。




Commented by _kyo_kyo at 2013-02-15 05:12
少女だった頃の私達のバイブルは「ポーの一族」でした。それこそ何度も何度も繰り返し読みました。そしてあの名作「トーマの心臓」、今もなお多くのファンを持っていますが、私的には「ポーの一族」のが好きかな。

後年は個人的に「アメリカンパイ」やレイブラッドべリの作品を見事に描き切った作品群もとても愛しています。それとはまたがらりと違ったSF物の「11人いる」もうならされましたねぇ。その後のバレーシリーズや、SF物も大好きで、面白くって。
唯一の例外が「残酷な神が・・」でしょう。あまりにも重く異常な世界はコールタールの様で辛いです。友人はあの作品から彼女の作品を読めなくなったと言います。私も抵抗はありますが、鋭く尖った錐の様に心臓に突き刺さってくる心理描写には脱帽です。

萩尾望都さんは、少女マンガ界の唯一無比の天才ですね。
彼女の描く細やかな心理描写、何もかもが目に浮かんでくる様な詩的な情景など、すべてが眩しいです。最近はメディアで見かけることも無くなり寂しいですが、未だに質の高い作品を書き続けてくれるので、長年のファンとしては本当に嬉しい限りです。
うみさんも、是非是非色々と読んで感想を聞かせて下さいね~♪
Commented by umih1 at 2013-02-16 10:58
kyo kyoさん

すごーい!
そうとう読んでますね。
何がいいかな。
やはりポーの一族から読もうかな。
漫画を超えてますね。
凄い方なんですね。
またいろいろ情報くださいねー(^_^)

by umih1 | 2013-02-11 14:05 | | Comments(4)
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