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わたしのソファー

健康診断

昨日会社のお昼休みに、パートで働いていた女性が3か月の赤ちゃんを連れてきた。
何年ぶりだろうか、赤ん坊を抱っこするのは。
ぷくぷくむっちり、あーうーあーうー、むにゅむにゅにぎにぎ、うーうーあーうー。
赤さん、お赤、赤さま。やっぱり‘赤ちゃん’だ。赤ちゃんという言葉は独立した名詞なのだなとつくづく思う。真っ黒くて真ん丸な黒眼は、きれいだった。

今日は健康診断でお休みをもらう。小さい会社なので、個々人で日を変えて指定の病院へ行くのだ。
例年通りいつもの病院に行ったので、「採血は最後に・・」と言い切らないうちに、「わかってますよ。ふふ。」と看護師に云われた。
体重は年々増加。血圧は107、下が70。
バリウムを飲みゲップは我慢せよと言われるが、げふうっとでかいゲップを途中でだしてしまった。
採血は痛くて長かったが少しベッドで休ませてもらい、無事終了。
お昼はトマトとモッツァレラチーズのパスタを食べたが、生スパゲッティがご自慢の割にはいまいちであった。銀行に行き、そのまま婦人科病院へ行く。
子宮頸がん検診の結果は問題なし、しかし最近内膜症が悪くなった気がするので検査しましょうと、また採血されてしまった。さっき健康診断で採血したから・・・と少し嫌がったが、優しい先生は無言で頷くので我慢した。少しだったので無事に終わった。
内膜症治療の漢方薬をもらいに薬局へ行く。とにかく今日は倒れずに頑張れた。帰宅して寝た。

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先月読んだ本。

「猿ぐつわがはずれた日」 もたいまさこ

「マイホーム・レイキ」 仁科まさき “あなたにもある、家族を癒す、優しい力”

「それって大人のADHDかもしれません」 星野仁彦

「ガンジス河でバタフライ」 たかのてるこ


「僕は字が読めない。読字障害ディスレクシアと戦い続けた南雲明彦の24年」 小菅博

トム・クルーズは読字障害だが、人に台本を読んでもらいセリフを覚えるという。
字を読むことに障害を持つということは、どれほど大変なことであろう。
南雲君は、ひとりでこの障害を抱えていた。成長するにつれ、他の人と同じように出来ないジレンマ、なぜなのか、なぜ自分は皆のように理解できないのか。焦燥感や劣等感は、精神を蝕む。めぐりめぐって自分は読字障害だということがわかり、それからは同じ障害を持つ人たちのために、この障害を啓蒙するため活動している。家族の支えがあって、ここまでどうにか頑張れてこられた。特に母親の、南雲君の前では”ドーン”といつも動揺しない母親であることを肝に銘じていたこの日々の様子、それは南雲君自身ももちろん感じていたことで、母親への感謝を云っていた。


「佐野洋子 追悼総特集 100万回だってよみがえる」

元だんなである谷川氏と佐野さんの一粒種である息子との対談、これには笑ってしまった。
先日、最高にイライラして会社帰りに本屋により、佐野さんの最後の本「死ぬ気満々」を買った。 
その日はワインをボトルの半分開け、ま、仕方ないべ、と寝た。
例えば、佐野さんに今の私が会えるとしたら、「ふん」と一言、値踏みされ帰れと言われるに違いない。
自分に対してまったくもう、すべてが嫌になっている状態を見て、「あんた馬鹿ね」といって。
佐野さんは、自分でブスブス云うからそうかなと見ると、ぜんぜんそうじゃない。
この本は写真がたくさんあるから、まじまじと見るけど、いい女だ。
佐野さんの絵、ふっくらした女の脇に生えるぱやぱやした毛、股にも毛、のびのびしている。
裸の女の絵、これがあたしよ、これ以上のものはないのよ、嘘だらけの世の中、裸だけは正直なのよね、と、裸は云う。


「死ぬ気まんまん」佐野洋子

どうせ死ぬんだから、がん治療拒否して、浮いたお金で高級外車を買った人。
羅列された年取った女の飾りのない言葉に、なんともいえない気持ちになる。
このなんともいえない気持ちってなんなの。だれだって死ぬ。
死に対する意識が、私の年代とは全く違う。
念仏となえりゃ極楽浄土、単純明快なものに惹かれる人間の心理、でもこれは楽なことだし単純なことは今に集中することに繋がるから幸せ度が高いのかもしれない。
佐野さんは極楽だの死後の世界だの、まったく興味ない。
かっこいい、おばさん、佐野さん。


「遠い山なみの光」カズオ・イシグロ

そういえば小説を読んでいないなと思う。
ずっと気になっていた作家の小説を手に入れたので、楽しみに読む。
作者が男だということに驚く。
女の昔と今の交錯。知り合いに今の自分を投影し、ぴったり重なるとき。
女が自分らしく生きることを選ぶとき、どれだけの犠牲を伴うものか。
避けるべき道と思っていた道を、選び、歩んだ途中で、振り返る。
自分の生きる道が納得できる道であるということこそ、生きるということの一つの魅力でもある。
それを我儘というには、あまりにも酷なことではないか?
儘ならない道を歩み続けることも、素晴らしい面があるとは思うが。


「ひとりでは生きられない」養老静江

養老孟司の母親である。90代で書き綴った、この女性は現役医師であった。
陳腐な言い方しかできないが、これは物凄く面白かった。
幼少のころからの生い立ちも時代の香りがして楽しく、30歳二人の子持ちが、10歳以上年下の男に惚れる。何年も苦しみ、それは恋する人への強い思慕の苦しみだけではなく、本来の自由奔放な気性を抑え、女であることの従順さを求められる結婚相手に自分らしく生きたいという思いをずっと抱えてきた、その苦しみから脱し恋する人と再婚、儲けた子供は養老孟司さんであるという。
若いころの、女に目覚める色香に溢れた情景を書き綴った部分はまるで、映画のシーンのようである。
紫の露草に自分自身を重ね合わせるという、瑞瑞しい感性。
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Commented by sunnyfields at 2011-12-03 10:20
採血で倒れないでよかったですね~
バリウムでゲップしちゃったとは(爆)
佐野さんの本、前に義父から借りたんだけど、裸の女性がふくよかで人間味あってエロいよね~でも素敵なの。
死ぬ気まんまんって本、すごく興味あるな~検索してみよう。
Commented by ynagamori at 2011-12-03 22:54
うみさん健診お疲れ様でした。
えらいな。ちゃんとコンスタントに受けてて。

すごい冊数 読破されてますね。養老さんのお母さんの本読んで見たくなりました(^-^)/
Commented by sarakosara at 2011-12-04 17:52
採血されるの以前よりずいぶん上手になったよね^^
検診結果の採血の数値は毎日見ているので
うみちゃんの結果もチェックしたくなってしまいました(笑)
Commented by umih1 at 2011-12-04 20:58
sunnyfieldsさん
はい、倒れずに無事終わったので、心底ほっとしてます。婦人科でも採血か~とひるんだけど、大丈夫だったから良かったなぁ。
佐野さんの本は面白いよー。がさつな感じが嫌な人もいるかもしれないけど、正直なんだよね。
死ぬ気まんまんの、ホスピスにいるときの自然を見るときの感覚が圧巻で、じわじわきました。家が近かったら本貸すのにね~
Commented by umih1 at 2011-12-04 21:04
moccoさん
うん、よかった~とりあえず基本的な健診ばっかりだけど、まあやらないよりはいいかな~。
moccoさんも、なんでもいいから受けといた方がいいよ。
養老さんの本、ほんとにお勧めです!
大正、昭和と、戦争や震災は大変だったけれども、そこを生き抜いてきた女の強さというものに感動です。
養老さんは自分の気質をよくご存じで、そこも面白く、彼女のご両親の大きさにも心を動かされました。
ぜひ、読んでみてくださいね^^
Commented by umih1 at 2011-12-04 21:07
sarakosaraさん
いい年して、採血くらいで大騒ぎして恥ずかしいですよう。でもいっつも決死の覚悟で行くんです。
だって、迷惑かけちゃうから~
検査の点滴で倒れて結局仕事に戻れず・・・という日もありましたっけ 笑。
数値も様々でしょうね。
コレステロール値とか、最近気になりますね~
by umih1 | 2011-12-02 21:57 | | Comments(6)
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