ブログトップ

わたしのソファー

ぽこ あ ぽこ


かとう たこ 「ぽこ あ ぽこ」

c0141335_2211494.jpg



ギャラリーもっこ堂の、もっこさんがこの本をプレゼントしてくれた。
イラストを手掛けておられていて、かとうたこさんの感性に沿うような、素敵な表紙。
もっこさんの絵が大好きな私は、同じく送られてきたカードも嬉しくて、大事に手帳に挟んでいる。
もっこ堂ではいろんな女性が描かれているが、どの女性も、女であることの素晴らしさに溢れている。
あ、自分だと思うこともある(笑)。

*********************************

28章からなる、かとうさんの想い。
毎晩じっくり読ませていただいて感じるのは、“希望”ということである。
特に、何度も読み返している章について、感じたことを書いてみる。

「鳴風」
おじいちゃんの愛情に毎日触れ、愛とはなんであろう、愛するとはなんであろう、生きているもの以外のものにも心を注ぐ、と教えられ。
愛をたくさん受け取った人は、愛を育てて相手に与えることができる。
優しい人や愛情深い人は、強い人。愛を、自分の中で育てることができるのだから。
強くなければ何かを育てることはできない。
素晴らしいおじいちゃん、素晴らしい孫。
何が素晴らしいって、こうして目に見えない大切なことを、きちんと言葉でも伝えることができる、ということ。

「地図にない道」
沢木耕太郎さんの本に、「自分の地図を燃やす」というフレーズがあった。
自分の限度や可能性なんてわからない、やってみなきゃわかんないよということで、若者に向けた言葉かと感じていた。
しかし、今40数年間生きてきて感じることは、自分の設計図は最後のその時まで完成しないものなんだな~ということである。
「私はきっといつまでも、私の事がわからずに、地図を見ないで進む。」
いまだに自分を持て余す時がある。でも、それでもいい。
「歩いていればどこまでも道は続き・・・・・そこに道はあるから何も読まずに進もう。」
そう、それでいいんだなと、かとうさんの言葉を勝手にそう解釈して、自分を肯定する。

「碧い鳥」
夏の終わりの夕暮れ空を青い鳥が横切る。
その鳥と、かとうさんは、見つめ合う。
「青い鳥は始まりを告げにやってきた」この言葉は次に展開する、かとうさんの決意への扉を開けるような役割をしていて、なんて素晴らしいのだと、何度も何度も読んだ。
目に浮かぶ色彩の美しさ、潔い展開、静かな決意、というようなもののコントラストが美しく、大好きな文章のひとつだ。

*********************************

もっこさん、こんなに素晴らしい本をありがとう。
かとうさんの本に出逢えて幸せです。

こんなふうに、愛でいっぱいのものに希望は生まれてくるのだと思います。
[PR]
Commented by おやスケ at 2011-07-31 22:28 x
あ~!いいないいな。モッコさんの作品、好きですので、買わせていただきます。
Commented by moccosan at 2011-08-01 01:12
うみさん
丁寧なご紹介と感想本当にありがとうございます!!
読書家のうみさんの端的な感想は 自分の言いたいことも代弁してくださってて これを是非 かとうさんに読んでいただきたいと思います。15日から刊行と聞いていましたが・・・・早まって今日からくらいからもネットの書籍のお店や本屋さんに並ぶかと聞きました~タイムリーに感想頂いてうれしいです!!
↑ おやすけさまもよければ実際にご覧いただければ幸いです!!
Commented by うみ at 2011-08-01 22:26 x
おやスケさん
ぜひどうぞ^^
疲れた時に、すぅっと言葉が身にしみます。
もちろん、もっこさんの絵も^^
Commented by うみ at 2011-08-01 22:29 x
moccoさん
頂いてからずっと、少しづつ読みました。
もう、アマゾンに売ってありますね^^
一人でも多く、手にとって読んでもらいたい本だと感じます。
ずらずらと感想を書いてしまいましたが、他の章も素敵でおもしろいものばかりでした。
ありがとうございました^^
Commented at 2011-08-02 09:00
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2011-08-02 09:21
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by umih1 at 2011-08-03 20:06
鍵さま
伝えていただいたなんて、こちらこそ感激です。ありがとうございます^^
「鳴風」は、何度読んでもどんな時に読んでも、ストンと心に収まるのです。おじいちゃんの優しい顔の皺、強さにしっかりと裏打ちされた優しさが感じられ、かとうさんはずーっとおじいちゃんと生きているんだな~と感動します。
自分の「原点」に還る事ができるということは、自分自身をぶれずに持っている人です。
できそうで、なかなかできるものではないと思います。
また何か、出版されることがあったら、ぜひお知らせくださいね^^
Commented by moccosan at 2011-08-04 10:32
うみさん
 かとうさんはすごく感動されていました。
うみさんの深い洞察力と感性のある文章はうれしかったみたいです。私がむずむずと言えなかった事も うみさんが具現かしてくださったみたいでうれしかった~
 かとうさんまた何か書かれたら1番にお知らせいたします!
私てきには、うみさんにも何か書いてほしいと思いました!!
Commented by umih1 at 2011-08-05 20:26
moccoさん
思ったことを書いただけですが・・・良かったです。
ありがとうございます^^
私は少女のころ、詩人か小説家になることを夢見ていました。
でも書くって大変ですよね。やっぱり私は読む方が好きだな~^^
Commented by sarakosara at 2011-08-06 22:59
私ももっこさんのところは、
ときどきこそっと見せていただいていました。
>女であることの素晴らしさに溢れている・・
そうですね、自然といったいになったような
女性のおおらかな美しさが感じられて豊かな気持ちになります。
かとうさんの文章にも興味がわきます。
うみちゃんが書いていた素敵な本は、これだったのね、
見せていただいてありがとう^^
私も手にしてみたくなりました。
Commented by umih1 at 2011-08-08 22:28
sarakosaraさん
絵や字って、その人のあり方とか人柄がでますよね。
もっこさんの絵を見ていると、ほんわかしてきてとっても癒されます~^^
かとうたこさんは、書家でもあるので、芯がぶれてもすぐに修正できるんだろうなと感じました。
女性ならではのしなやかさと強さが、いいな~と思います。
Commented by moccosan at 2011-08-09 01:04
うみさん
さっきはいらして下さってありがとうございました。
sarakoさんのコメントうれしかったです。私も時々、こそっと見させていただいておりました・・・・・うみさん にもsarakoさんにも流れる、それこそ女性の繊細さやはかなさを感じる文章が好きです^^
私にはない女性らしさを感じています。
またこっそと伺いますのでよろしくお願いいたします<()>
Commented by umih1 at 2011-08-09 22:48
moccoさん
ふふ^^
けっこうみんな、こそっと見てるものですね^^
いろんな生き方をした、いろんな人たちの日々の様子を見るにつけ、あ~みんな頑張ってるな、楽しんでるなって、嬉しくなりますよね♪
by umih1 | 2011-07-31 22:16 | | Comments(13)
Days of Wine & Dogs
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31