ブログトップ

わたしのソファー

ひと月の間に


ちょっとパソコンを開くと、とっても目が疲れる。
会社では、午後はもう目がしんどい。
できればパソコンは閉じて、本を読んでいたい。


ここ1か月の間に読んだ本。

玄侑 宗久 「禅的生活」

白洲信哉 「白洲スタイル ~白洲次郎、白洲正子、そして小林秀雄の“あるべきようわ」

田辺聖子 「花狩」  
大阪のメリヤス街を舞台にした女の一生。 美しい装丁で、比較的最近の作品かと思いきや、この小説は27歳で書いた初めての長編だとのこと。非常に驚く。受け入れ諦め悲しみ・・諦観するという女の一生。 現世で 失うものは何もなく、しかし湧き上がる感情は、めぐる季節のようであった。

角田光代「八日目の蝉」
愛くるしい乳児の描写に、胸が締め付けられる。
体の奥の方から、「赤ちゃんがほしい」と信号が送られてくる。
子を育てたことについて、わたしは後悔の思い出に縛られる瞬間がある。
あの時、何故、ああ、あんなをことしてしまった、あんなこと言ってしまった・・
若かったということが言い訳になるものだろうか。
「薫」何度も母は名を呼ぶ。
あくまでもやさしい、どこまでもやさしい、
極限で想うことはただひとつ。
究極の母性。
どれが良いとはいえない。
しかし目に見えるコードを断ち切ったとしても、
見えないものは断ち切れないでいてくれる。
救いとはそういうことなのだと思う。


デビー・フォード 「嫌いな自分」が奇跡を起こす」

村上春樹 「雑文集」

村上春樹 「村上ソングズ」

柴田元幸「僕の恋、僕の傘」


面白い本ばかりだった。
まだまだこの世にはいろんな膨大な本があるのだ。
なんということだ。
昨日見たニュースで、ある被災地の図書館が貸出可能になり、
この歳になると、本はご飯みたいなもんだがら、嬉しいなっす
と、おじさんが喜びを抑えた表情で言っていた。
[PR]
Commented by ynagamori at 2011-04-30 10:48
>本はご飯みたいなもんだがら
うれしいのが伝わってくる言葉ですね~
私ももっともっと本読みたいなと思います。
うみさんの参考にさせてもらいますね~
Commented by _kyo_kyo at 2011-05-02 10:06
いつも感心させられますが、よく読んでいますね。
私は念願の辻邦生の「樹の声海の声」を手に入れましたが、
まだ読みかけの恩田陸はあるし、図書館で借りた辻邦生やその他もろもろ^^;
読むのが遅いので困り者です。
Commented by umih1 at 2011-05-05 16:31
moccoさん
お返事おそくなりました・・ごめんなさい。
連休はかえって本を読むのが進まず、移動の電車の中でかろうじて1冊読み終えました。
普通の小説も好きですが、お坊さんのお書きになる本はおもしろいですね^^
ご飯みたいなもの・・・本当にそうだな~と思いました。
Commented by umih1 at 2011-05-05 16:36
kyo kyo さん
念願の本を手に入れた時は、ぱらぱらめくってみたり眺めてみたり、読む前の胸の高鳴りと言ったらまるで・・・(笑)。
わたしも実は1冊、念願の本をてにいれました・・
ミラン・クンデラの存在の耐えられない軽さ、ですが、随分前に映画で見て、なんともやりきれなさを感じました。
速読とか、同時に10冊読めとか、そういう指南書もでてるみたいですが、早く読むのって、いいとは思わないです。私は気に入った文章のページにフセンして、何度も読み返します^^
Commented by russka at 2011-05-23 19:03
こんにちは。はじめまして!私は、田辺聖子さんの小説もエッセイも大好きです。私が初めて読んだ聖子先生の本は<花狩>です。人生で出会うものは、いつかは通り過ぎてしまうものなんだなぁ。っていう事を知りました。人物描写の素晴らしさに感動しました。
Commented by umih1 at 2011-05-23 22:08
russkaさん
はじめまして^^
初めてお読みになった本が、この「花狩」でしたか。
関西ことばのリズムも楽しくて、田辺さんの本を読むと心がちょっと軽くなります。
人が好きになります。田辺さんご自身も、基本的にどんな人も好き。。。と書いてらっしゃいたので、なるほど。。だからこんなにも人物描写が素晴らしいのかと思いました。
コメントありがとうございました。
今度、伺いますね^^
by umih1 | 2011-04-23 18:09 | | Comments(6)
Days of Wine & Dogs
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31