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わたしのソファー

見えない場所で輝きつづける うた


谷川俊太郎(詩)・吉村和敏(写真) 「夕」

どんな空も美しいと思う。
しかし、夕焼けは格別でしょう。
夕焼けを美しいと思わない人はいるのだろうか。
それは、かみさまからの恵みです。
そして心が締め付けられる経験をしたことがない人なんて、いるのだろうか。

「みえなくなる ちきゅうのかたち みえてくる うちゅうのかたち」



加島祥造「求めない」

「タオ~老子」で有名な方だが、加島さんの語り口はまるで、ゆったりとした古くて心地よいソファーに腰を下ろし、あたたかいお酒やお茶をいただきながら聞いているような。

「真実(リアリティ)は、嘘(イリュージョン)に支えられている。嘘に支えられない真実なんて偽物だ」
世間の常識から見ての嘘・・・それを嘘と捉えるか真実と捉えるか?



茨木のり子「見えない配達夫」

ときどき、自分の本棚に寄り、詩集「倚りかからず」を手にする。
この詩をよんで、衝撃を受けた人は多いんじゃないか。
図書館で借りた「見えない配達夫」は、有名なあの詩「わたしが一番きれいだったとき」が入っている。
でも、恥ずかしくてかわいらしい「あほらしい唄」が大好きで、それはきっと茨木さんの照れくささがにじみ出ているからでしょうね。

この詩集のなかで最もどきんとした詩。「ちいさな娘が思ったこと」
ちいさな娘とは、茨木さん自身でしょう。
なんという感受性を持った魂だろう、そんな震えるよな心をずっと持ち続けることができるなんて。
いちどでいいからお話ししてみたかった。
たぶん、死んだらお話できると思う。
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Commented by gabrielleraphael at 2011-02-09 21:06
umih1さんのブックレビューは、詩や文学から遠いところを歩いてきた私には、キラキラ輝いて見えます。
「ちいさな娘が思ったこと」を他の方のブログで読みました。
そっか、愛することは疲れることなのか...そうね、時々...、でも、力もくれる!と思おう!
Commented by おや at 2011-02-10 15:18 x
>たぶん、死んだらお話できると思う・・ここのところが衝撃ですね。死んだら、「現在」に限定固定された自分から自由になる、そういうことなんだろうと思います。私もお話して、いつの間にか少年自身になっていることを願っています。
Commented by umih1 at 2011-02-11 17:17
Gabrielleさん
キラキラ・・・輝くわたしのレビュぅ☆
そうでしょうか・・・ありがとう~ガブさんだけです。
そんなこと言ってくれるのは。
実際、目の下はクマ、猫背でこれ打ってます(笑。
お、読んでくれたんですね~ちいさな娘が思ったこと。疲労は肩に降り積もらせといて、喜びは胸に積もるのかな?
女が肩なら、男は背中かな~

Commented by umih1 at 2011-02-11 17:21
おやスケさん
お忙しいのにコメントまでありがとうございます。
お名前が、「おや」になってます・・それでもわかるという(笑。
ぐわーっと打つので、死んだら話できる・・・と自分で打っといて、ちょっとギョッとしてしまいました。
死んだら魂だけになって、その先が楽しみです。
いろんな人(魂)に会えるのかな~ってね。
少年になったらおやスケじゃなくて、しょうスケさんですね♪

Commented by sarakosara at 2011-02-15 14:04
見えないものを見る、見えないものを感じるって
やはり感受性なのでしょうね。
うみちゃんもまたそんな感受性に共鳴してるみたいに見えますよ^^

私も死んだら会いたかった人に会えると思ってるの、
そう信じることは、気持ちをおだやかにしてくれるようで。
by umih1 | 2011-02-08 22:01 | | Comments(5)
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