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わたしのソファー

吉本さん、絵本レシピ、米原さん。



吉本隆明 「日々を味わう贅沢」
~老いの中で見つけたささやかな愉しみ



台東上野の上野のれん会の雑誌に載せたエッセイや週刊誌に掲載されたエッセイを集めた本。
懐かしい話し、日々思うこと、ちょっとした愉しみ。
吉本さんはもう80代半ばであるが、こういう話は世代が違っていても面白く読める。
思想家であるからして、他の本は、読んでも難しくてよくわからないから、
こういうエッセイは嬉しい。
表紙の猫の足跡は、吉本フランシス子さんのものだそうだ。




「絵本からうまれたおいしいレシピ」


絵本や童話にでてくるおいしいものといえば・・・グリとグラの黄色いパンケーキを思う。
ひとつ浮かぶともう際限なく浮かぶ。
へなそうるのイチゴサンド。
スプーンおばさんのコケモモジャム。
モモのホットチョコレート。
ハイジのチーズと白パン。
段ボールに入っている絵本を全て見てみたくなる。。。

おいしそうで、楽しそうな、甘くてあったかくなるよな、おいしいものがたくさんの本。
この本の中には、ハイジの黒パンと白パンのレシピがあった。
白パン、つくってみたいな。




米原万里 「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」


米原さんが中学で日本に帰国するまでいた、ロシアの学校で出会った友達との昔話と今の話し。
いろんな国の情勢に左右され、いろんな人生を歩んだお互いが、数十年ぶりに会う。
一緒になって胸を熱くしてしまった。
米原さんは、濃厚な人だ。亡くなってしまったが、残りの本も全部読みたい。

改めて、平和な日本に生まれ育ち、幸せだと強く思った。
自分のルーツとして欠くことのできない自分が生まれた国に、経済的・精神的な搾取をされている人達。
他民族がひしめきあい憎みあい、男は殺され女は凌辱され子供は売られるか殺される。
自分の愛国心を裏切りながらも亡命せざるを得ない人達。
今でも苦しむ人達がいるという現実。

米原さんが通っていたロシアの外国人学校は、様々な国の子供たちが通っていた。
日本人である私には想像もつかぬほど、国と国との関係に影響された人間関係の中で、多感な子供たちは一緒に過ごしたのだ。
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by umih1 | 2009-11-21 18:40 | | Comments(0)
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