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わたしのソファー

Rebecca Brown



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アメリカシアトルの作家、レベッカ・ブラウンのことはとても気になっていて、
「体の贈り物」というエイズ末期患者のケアワーカーの視点で書いた本が読みたかった。

アマゾンで4冊購入。

「体の贈り物」
「家庭の医学」
「私たちがやったこと」
「若かった日々」


「体の贈り物」は、主観的な感傷の記述がなく、病気を物語として消費しているわけでもない。

だから、人に薦めたい本である。

エイズ末期患者を抱擁し身体を拭きシーツを取り換える。
一緒に過ごす時間は、単に仕事の時間とは思えない。
患者の家で、その人と過ごし、世話をして、死を看取る。

連続する患者の死と向き合う恐さを感じる。
死ぬのをわかっていてケアする。それが続くのはしんどくて恐い。
体が動かせなくなる。話ができなくなる。目があかなくなる。
でも、そんな状況のなかでも、苦しんでいる人や世話をしている人は、贈り物を受け取る。


「家庭の医学」は、自身の母親が癌で亡くなるまでの話だ。
「私たちがやったこと」は短編小説。
3冊読み終わり、今、「若かった日々」を読んでいる最中。

小説は、辻褄が合わない夢を見ているようで、時には映画のシーンをぶつ切りにしたような感覚。
日本でいえば、小川洋子に似ていると思った。
私はレベッカの方が断然好きだが。
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Commented by at 2009-08-16 03:20 x
あぁぁ・・・(身悶え)気になる作家さんなのに、まだどれも読んでない・・・ダメ、追いつかない。でも早く読みたい。きりがないですね。
この読書の連鎖・・・・。
Commented by umih1 at 2009-08-16 16:47
菫さん
ふふふ。気になっている作家の本をようやく手にした瞬間と、いざ読もうと本を開く瞬間、、、たまりません。
そんなに長い話ではないので、菫さんならあっという間に読むと思います。
今日、図書館で、偶然見つけた本は、小川洋子さんの対談集で、レベッカとの対談も含まれてました!
楽しみなので、そこは後にとっておこうと思います。
Commented by おやスケ at 2009-08-16 22:59 x
山形行きはお疲れになったでしょう。オヤジコーヒーでもどうぞ・・・余計疲れましたね・・・すいません。
レベッカ・ブラウン、気になる作家ですね。「犬たち」も気になり始めたので読んでみようと思います。無意識の領域には、日常の非常識が渦巻いていると思いますが、妙にリアルのなのはきっと、皆渦巻いている部分があるからだと思います。
Commented by umih1 at 2009-08-17 21:11
おやスケさん
コーヒーありがとうございます。おいしいです。
「犬たち」最新刊ですね。新聞にレベッカのインタビューが載ってましたね。いま短編を読んでいるのですが、、、素晴らしいんです。レベッカさんの本の訳をされている人は、柴田元幸さんという人で、この人にも興味を持ち始めました。
非日常、、、今の短編でいえば、想像は現実の延長だとして描かれている場面があります。強く何度も思っていることなので、それはリアル、現実になっています。おもしろいです。
by umih1 | 2009-08-15 11:58 | | Comments(4)
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