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わたしのソファー

ドナさんとばななさん



心に蓄積した疲労を洗い流すと、体まで軽くなる。
それは不思議だけれど、不思議じゃない。
ばななさんの「うたかた・サンクチュアリ」
初期のころの作品で、瑞々しくて葡萄の味?がした。
やはり小説って楽しい。
小説を読むと純粋に物語を楽しむ気持ちになり、本を読むって楽しいんだなーとつくづく思う。
子供が小さい頃、絵本を読んだ後に即席の物語をつくって話してきかせた。
ネタ切れになりそうになると、「続きは明日」と言って無理やり終了。
グリム童話風のお話や、タコの「たこはち」の成長物語が好評だった。
たこはちは、確か横浜中華街で修業して・・・そんな話だったかな。




         ******************************



ドナ・ウィリアムズの「自閉症だったわたしへⅢ」

同じ症状のイアンと結婚するまでと結婚した後、その過程には目を見張るほどの感動がある。
一貫した「自己」の姿が、自分なのに見えない、理解できない。
物事の全体の繋がりに気付かない、だから「普通」にふるまえない。
この話こそ、この真実こそが「自分探し」だ。
そういう状態の二人が、人真似をしている自分ではない正真正銘の「自分たち」が結婚するのだ。

例えば自分の手を見てみる。
これは自分の一部分である。一部分という感覚は、手は腕に繋がっている、そしてその腕は胴に繋がっている・・・ということがわかっているから。
しかしそうではなく、これは手だ。・・・・・・私の。一部分とは感じられない。
外の世界も自分までも、バラバラに見える感じる・・・

自閉症だったわたしへⅠを初めて読んだとき、自閉症の世界を初めて知って、表題の「NOBODY NOWHERE」という意味にぴったりだと思った。
自閉症に関心がない人でも、自分の人生を諦めずに追及していく、理解し受け入れるという過程には感動すると思う。
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Commented by at 2009-05-17 01:27 x
私、自閉症の子ども、好きです。診断がついてるわけではないけど、自閉症?の子、1クラスに1、2名はいます。みんな純粋で不器用。だから親が理解してあげないと、大人になるまで生きるのがきついだろうと思います。
Commented by chirumegu at 2009-05-17 16:17
>外の世界も自分までも、バラバラに見える感じ・・・
ある意味、自閉症でなくても、自分がそんな風になる時があるよ。
うち子供の1つ違いのお子さんで、「自閉症」と呼ばれる子がいました。
もう、21歳なのに、いまだに出会っても「あ、R子ちゃんのお母さんじゃ、元気?」と、同級生のお母さんでもない私のことを覚えてくれて、声をかけてくれます。その子も、やはり、「バラバラに見えて」いるんだろうか?
って、思いました。
Commented at 2009-05-17 16:19
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by umih1 at 2009-05-17 17:58
菫さん
自閉症にもいろんなタイプがあって、ひとりひとり違うものなのですね。
ドナさんは、20代の時に自閉症と診断を受け、それまでは「変わった子」としてとても生きづらかったようです。しかも、母親から虐待を受けていたので、心の傷は深い。でも、イアンに出会い、友達から特別な人になってきた、そう感じる過程にも感動しました。
親の理解はとても重要ですよね。クラスに1~2名はいるというのは、結構多いですね。菫さんのあったかーい眼差しが感じられるようです^^
Commented by umih1 at 2009-05-17 18:09
chirumeguさん
バラバラに見えてくる・・・そう感じるのは何故でしょうね・・・。
ちるめぐさんの仰る感覚、どうなんでしょう、なんだか私にはちるめぐさんが「大きな自然」に溶け込んでいるように見えるんです。
バラバラ・・・それは一つ一つの命、でも大きなものに包まれているような。話が脱線しました。すみません。。

自閉症の人の中には、物の関係性がまったくわからなくなり、前後左右の感覚もなくなるというか、そのもの、だけしか見えないみたいですよ。
それは会話にもあてはまるようで、だから人とのコミュニケーションも難しいようです。21歳の子が声をかけてくるのは、その時にR子ちゃんのお母さんのことだけ見えて、周りがなにもない、という感覚だと思います。ちるめぐさんは、ばらばらじゃないですよ^^きっと。
Commented by umih1 at 2009-05-17 18:11
鍵さん
ぜひ、お読みになってみてください。
Ⅰは、愛情のない家庭の中にいたからとっても可哀想ですが・・。
Commented by おやスケ at 2009-05-19 10:57 x
即席物語・・・・うみさんの物語、聞いてみたかったです。きっといい子になったにちがいない(今の私とちがって) 笑。 偶然ですが最近、うたかた/サンクチュアリ 、読んでますよ~。でも、寄り道して他のも読んでるのでなかなか進みません 笑。
Commented by umih1 at 2009-05-20 07:49
おやスケさん
わたしの創作物語はずいぶんテキトーなので、いい子になったかどうか・・。いや、おやスケさんは十分いい子ですよ(笑。
おお。うたかたお読みになってるなんて、たくさんばなな本がある中で、すごい偶然ですね!!!びっくりです!!それに、この本を読んでいる男性図、というのもなんだか想像するとビックリです。繊細な人にしか似合わないような気がするのでやはりおやスケさんは繊細なんですね。。
by umih1 | 2009-05-16 18:23 | | Comments(8)
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