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わたしのソファー

井戸堀りと暴力と生。



「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」 岩波書店


初めて読んだ村上さんの小説は、当時ベストセラーになった「ノルウェイの森」。
ところが私は、この物語がまったく理解できなかった。
集約してしまうと、セックスと死のことしか書いていなかった。
でも極端なことを言えば、生きていくということは、この二つのことに集約されているんではないか。

村上さんの言葉や思考は、まるで柔軟な鋼のようだ。
河合先生との会話はとても興味深い。
もっと続きがあれば良かったのにと思う。
人の中にある暴力性の認識、それが希薄になっている現代。
村上さんの話の中にでてくる暴力シーン。
河合先生の仕事の実情。
おもしろかった。
20代に一度読んでいたんだけれど、ちっとも覚えていなかった。



「気持良くあり続けるためには、やはりそれなりに努力を払わなくてはならない。」
(村上氏)

そりゃあそうだ!
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Commented by みみずすまし at 2009-03-17 00:40 x
対談本は基本的に読まない僕ですが、春樹ファンなのでこの本は読みました。
この本は河合隼雄の聞き上手に助けられてる面が大きいような気がします。
村上春樹は簡単な言葉で難しいことを語りますが、それを河合隼雄がうまく翻訳してるように思います。
Commented by umih1 at 2009-03-18 21:44
みみずすましさん
こんにちは。お返事が遅くなりました。すみません。
毎日ぐったりしてしまい、体力がなくなってきてるんでしょうか・・くっすん。
この対談は、けっこう河合さんも言いたいことを言ってるような気がしました。
面白かったな~。村上さんが最近外国で賞を頂いた時のスピーチを新聞で読みました。
たとえが面白かった。言葉って面白いですね。でも、武器にもなりますけどね。
by umih1 | 2009-03-16 00:17 | | Comments(2)
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