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わたしのソファー

私がマイルスを聴くとき



癒しなんか求めない

吹き荒れた風に
飛ばされる紙屑のように なりたくて


例えば
喉を鳴らして 飲み干すように

例えば
喰らいつき 貪るように

そして
頭の中が空になり

痺れてきたころ ようやく
自分がここにいることに気付く



まるで
欲情したもののように激しく
求めてやまない音

時には優しく囁くような

胴のくびれた部分をなぞられる度に
少しずつ美しい曲線になっていくような

私の髪をすくい 弄び
頸に絡ませ 息を止めるように



軽くても重くても
次になにがくるかわかっていても
何度聴いても それは突き抜けてくる

突き抜けてくるものが叫びながら啼きながら
生きるということを身体に訴えてくる

受け止めるだけの度量なんか必要としていない
何も期待していない

ただ そこにあるということ



Miles Davis: Walkin'

トニーのドラムソロに、アップテンポのロンが交わる部分もぞくぞくする。
マイルス(tp) ジョージ・コールマン(ts) ハービー・ハンコック(p)
ロン・カーター(b) トニー・ウィリアムス(ds)







Miles Davis Quintet - 'Round Midnight

生まれて初めて聴いたマイルスは、この音。
この動画は上のメンバーの演奏だが、
私が持っているCD(レコードじゃないのが哀しい)は、
ジョン・コルトレーンがサックスを吹いている、最初のクインテット時代のものである。







探したら、マイルスとジョンが吹いている動画を見つけた。


Miles davis et John Coltrane - So what





So what
それがどうした

マイルスが言った言葉そのままのタイトル。

感じられるか感じられないかの
ただそれだけの 違いである。
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Commented by おやスケ at 2008-12-30 06:25 x
サッチモぐらいしか知らなかったおやスケですが笑、言葉じゃない領域の、
この演奏、凄いですね。カウンターをまともにクラって、意識も記憶も全て吹っ飛んでも殴り続けるボクサーと同じ存在を感じました。
うみさんもきっと掃除しながら我を忘れる境地に達してるのかななんて想像したり掃除したり・・・。寒いですね、汗かいた後は気をつけてくださいね。
Commented by bongu04200420 at 2008-12-30 16:57
し、渋いっすね。今年もいろいろお世話になりました。来年もよろしくです(*^_^*)
Commented by kisaragi87 at 2008-12-30 17:45
うーん、いいですね。
私はずっと以前にみた、死刑台のエレベーターという映画をテレビで見た時に、初めてきいて、魅了されました。
ただひたっていたいって感じかな。
Commented by umih1 at 2008-12-30 20:08
おやスケさん

確かにマイルスを聴きながら掃除なんかしたら、気付かないうちに終わってそうですね(笑。
もう疲れきってしまった・・・という時に発作的に聴きます。
そうすると、自分の荒れ果てたような部分に絡みついてくるんです。
魂を奪われた感じになって、気がついたら回復していた・・・という事があります。
youtubeには感謝です。まさか動くマイルスが気軽に見られるなんて^^
Commented by umih1 at 2008-12-30 20:08
bonguさん

凡愚さん具合はいかがですか?忙しい年の瀬、気をつけてくださいね。
連続小説のファンの一人として、来年も楽しみにしてますからね~^^
こちらこそヨロシクです♪
Commented by umih1 at 2008-12-30 20:08
kisaragiさん

マイルスを聴き始めて、かれこれ20年たちました・・・けど、まったく色あせません。
死刑台のエレベーター・・・ジャンヌ・モローが美しいですよね。
フィルムを見ながら吹いたそうで、凄い感性だなと思います。
トランペットってテナーサックスとは違う、もう少し「悲哀」に近いようなイメージがあります・・。
by umih1 | 2008-12-29 21:28 | 音楽 | Comments(6)
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